茶育指導士。魅力学インストラクター。日々是好日。


by kate_8_2_5
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カテゴリ:お茶( 11 )

心が整います。

先日のお茶のお稽古は貴人清次のお薄とお濃い茶でした。貴人に随伴のあった場合の貴人にもお伴にも茶を点てる作法です。

網代の風炉先屏風に真成釜、更好棚(こうこだな)、塗り蓋に染め付けの水指し。
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お棚のお点前は、最後にお道具を下げてしまわず、飾って見て頂けるので好きなお点前です。

千鳥茶巾の畳み方を忘れていました。

冬場の炉のお点前とはお釜の位置が違ったりで、確認しながらのお稽古でした。皆さんとのお話の中で、「私、お茶のお稽古をしていると心が整うんですよね」と言うと、「まあ、それは教え甲斐がありますね」と先生から思わぬお褒めのお言葉を頂きました。本当に心が整うんです。

すごくせわしい時間を過ごしていても、ちょっとナーバスだったりしても、お稽古に専念することで心が穏やかにシャンと整い自分に帰れる。これは茶道だけでなく、華道、香道、書道、そしてスポーツである剣道、柔道、空手道、合気道等にも通じることではないでしょうか。

お茶のお稽古は支度や始末がありお点前の手順もありで、どんどんデジタル化し、効率化していっている現代の流れの速さからするととても非効率でしょう。私の日常生活でも必要としてどんどんデジタル化してその快適感を味わっているのですが、一方でこの丁寧なアナログな行為で人としてのバランスをとろうとしているのだと思います。
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by kate_8_2_5 | 2011-06-19 21:55 | お茶

「若い」って…?。

今週のお茶のお稽古、風炉の四ヶ伝、大天目と唐物でした。
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青野先生お茶室の床の間のあしらい。お花は、蛍袋(ほたるぶくろ)、下野(しもつけ)、矢羽根薄(やばねすすき)。花入れは有馬籠です。いつも季節を感じる風情があります。

一緒に教わっているのは60〜70歳のこの道のキャリアのある女性お二人と私。昨日も「貴女は若いからいいわね。これからいくらでも上手になれる。私たちはもうなかなか思い出せないし身体も言う事を聞かなくなってくるの。」と言われました。いえいえ、もう全然若くないんですよ!。娘の幼稚園時代は、私よりもお若いママたちばかりで、肩身の狭い思いをしていた私です。

そうおっしゃるお二人に敬意を払っています。

この「若い」って、その組織の構成員の中で相対的に若いかどうか?ってことだけ。そう、ただそれだけ。若さが眩しかったり、“若輩者”なだけだったり。その中で比較したって、その評価に振り回されるだけです。

最近は男性も女性も私よりも年上の魅力的な方が増えました。そんな方に出会う度に見習っています。

いずれはあの方のようになりたいと。

気の持ちようで、これからもいくらでも魅力的になるのは可能だと。

茶の湯の振る舞いや経験もそれを支えてくれる世界の一つだと思っています。
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by kate_8_2_5 | 2011-06-02 23:50 | お茶

風炉の季節です。

風炉の季節に入っています。今月から10月までの半年間です。
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一方の炉は11月から4月。畳を切り込み掘ってある炉にお釜を据えます。

今月のお稽古は、風炉のお運び点前、流し点て、お茶入荘(ちゃいれかざり)、お茶碗荘(ちゃわんかざり)と続きました。おさらいさせて頂いています。一連の流れの中で、手が自然に動いてくれるところと「えーっと…」と記憶が危ういところとがあり、先生のご指導のもと手直しして頂いています。

静かな畳の間でのお釜のお湯がシュンシュンと沸く音、茶筅を振り出すとお茶碗から立ち上がるお抹茶の香り、問答のやり取りが心地良いです。

一緒にお稽古に行っている、60代後半のキャリアが長い先輩から帰り際に「私はいつまで続くか分からないけど、あなたはこれから腕を上げてお教室を持ってね」とおっしゃって下さりホロリ…。お道具を持っての立ったり座ったリがだんだんかなわなくなってきたし、お点前を思い出したり、新しい情報がインプットし難くなってきたとの事。うーん、そうか、やっぱり何でも身体と頭が資本。

お着物はこちら。
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初夏っぽく。単衣の紬に、紗の袋帯で二重太鼓。このお花は「シャクヤクでは?」とのことでした。

本当は五月までは袷なんだけど、さすがに暑くて。お茶の先生に「やっぱり袷をお召しですよね」とお尋ねすると穏やかに「今月はまだ五月だから」と。はい、そうです、まだ五月です(汗)。

六月〜真夏へと更に暑くなる時期への着物対策、如何に暑さを凌ぎながら涼しげに着こなせるか、工夫していきます。

そして風炉のお点前のおさらいが続きます。
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by kate_8_2_5 | 2011-05-27 18:14 | お茶

太宰府茶会

このG.W.は太宰府天満宮境内で開かれた“太宰府茶会 みどりの茶会”に行きました。
裏千家です。
亭主もお客も畳の間に正座ではなく、腰掛けるお席の『立礼(りゅうれい)』。
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大勢のお客様がみえていました。待ち合いの席で。ご年配のさぞキャリアがおありになろうかと思われる方々やおきゃんなお嬢さんも。お着物の取り合わせがとても参考になります。
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右手前の方がお正客(一番上座に座る、お客様の代表)。お道具について澱みなく沢山お尋ねでした…。
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季節のお菓子。娘と一緒に行って、私の分は横取りされました…。
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美味しいお薄を頂きました。美しく点てられています。
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普段は先生のお宅のお教室でのこじんまりとしたお稽古で“井の中の蛙”ですが、お茶会に行くと茶道の世間が見えますね。お着物も振る舞いも参考にさせて頂いたり、自分の中のストックを再確認できます。

茶道って英語で“(the) tea ceremony”って言うけど、「お茶を一服どうぞ」ってだけなのに、ceremonyをもってお着物も焼き物も塗り物もお花も季節感も敬語も、日本の文化を総動員しての「お茶を一服どうぞ」なのです。これぞ日本のおもてなし。そしてお客は亭主の心遣いに感謝し、亭主が配慮し用意した全てを愛でる。もてなす側ともてなされる側との豊かなコミュニケーションが交わされます。

私にとって腑に落ちる居心地の良い空間です。
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by kate_8_2_5 | 2011-05-06 23:44 | お茶

鉄瓶を湯冷ましに。

小さな鉄瓶(てつびん)です。容量350ml程。
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使い方は専ら湯冷ましに。

①朝起き抜けのお白湯を飲む時に、ポットのお湯をこの鉄瓶に注いでから(中継して)カップに移して。朝から鉄分も摂れそう?。

②煎茶を飲む時に、鉄瓶でお湯を冷ましてから、お茶っ葉(お湯のみ一杯約150mlに対して4〜5g)を入れたお急須に注いで。しゅんしゅんとした熱湯でお茶を淹れると苦みが強いだけになりますが、こうして少しお湯を冷ましてから淹れると美味しいんです。

②の“冷ます”ってどれ位かっていうと、湯気が立たなくなる位。約80℃。「こんなに冷ましていいの?」っていう位。そんなお湯をお急須に注ぐと茶葉がゆっくり開き始め、たゆたう程になって香りが立って来たら、はい、飲み頃です。

待ち時間(浸出時間)は1〜1.5分といったりするけど、心持ちもうちょっと長い方が美味しいのではと思います。

上手く淹れる事ができたお茶は、甘くてまろやか。「あー、美味しい…」と至福の一服です。

もし「少し苦い?」と思っても、それはそれで甘いお菓子によく合いますよ^^。

もう少し濃いめにすると(茶葉を増やすと)カフェインが増えて忙しい一日の始まりをシャキンとすることができます。お好みであれば。

そうそう、お湯を冷ますのはお湯のみでも勿論O.K.です。お湯のみも温まります。

五月二日は八十八夜でした。新茶の季節です。ゆっくり丁寧に淹れたお茶をどうぞ美味しく召し上がれ。
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by kate_8_2_5 | 2011-05-03 00:48 | お茶

お干菓子“二人静”

干菓子もいろいろありますが、迷った時はこれ。
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                      両口屋是清さんの“二人静”。

お口の中で細やかな和三盆糖がサラサラと溶ける味わいが好きです。従来は丸いしっかりした紙箱包装のみでしたが(これはこれで小物入れに最適)、このジッパーバッグ型だと手軽で扱いやすいのです。

ミニマムなお道具での“ポータブル茶道”を検討しているので、その場合は季節の生菓子や棹物よりもこんな干菓子が合うかな。
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by kate_8_2_5 | 2011-04-18 17:45 | お茶
今週のお茶のお稽古は『茶通箱(さつうばこ)』でした。

二種類のお濃茶(こいちゃ)を同じお客に差し上げる場合のお点前です。桐箱に①仕服(しふく)を着せた肩衝(かたつき)と②大津袋(おおつぶくろ)を着せたお棗(なつめ)の二つのお抹茶の器を納めてこの順に一つのお茶碗で点ててお出しします。

約十年ぶりのお茶の稽古を再開して二ヶ月が経ち、お点前の手順やお道具類の扱いを思い出してきました。この記憶の甦りぶりを一人で楽しんでいます。

基本的なところは自然に身体が動くのですが、先生や先輩から「確かに以前はそうだったけど、今のお家元のやり方はこうよ」との度々のアドバイス。え?、私って浦島太郎?。以前の私がお稽古していた時は第15代鵬雲斎でいらっしゃったのですが、今は代が移り、第16代坐忘斎さんが当代お家元でいらっしゃる。アドバイスによると、例えば、お道具を袱紗(ふくさ)で清める時の身体の傾け方や茶筅の扱いが以前より地味に、シンプルになっているそう。

おー、悠久の時の流れの中で、幹の部分は未来永劫連綿と変わらず引き継がれていっていますが、お家元毎に自分のカラーを打ち出していらっしゃるの?。ってことは

チョビッとずつ進化している!

そして七十歳代半ばのお茶の先生も従来のやり方に固執せず連動して進化しているとは!。古いのにビミョーに新しくなっていってることが面白いところです。うーん、なるほどなるほど。

一番驚いたのは、

お濃茶の練り加減(濃度)が薄くなっている

こと。私が知る限りでは亭主がお抹茶をペースト状にお茶筅で練り、お客が回し飲みして最後のお詰めの方(末席の方)がお茶を吸いきれずお茶碗を口に付けたまま垂れ落ちてくるのを暫く待つものでしたが、今は、かなりサラサラ。お湯の割合が増えている!。飲みやすくなってるじゃないの!。

ってことで自分の浦島太郎ぶりを楽しんでいるところです。

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                   先生のお宅の利休梅。いとをかし。
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by kate_8_2_5 | 2011-04-15 23:13 | お茶

おひなさまのお茶碗

三月ももうすぐ終わりますね。名残のおひなさまのお薄茶碗です。

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                       宮地英香作“黒仁清 内裏雛”
また来年の三月に会いましょうね。
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by kate_8_2_5 | 2011-03-30 18:26 | お茶
今月の茶花であり、今日3月22日の誕生花は
目に鮮やかなレンギョウ(連翹)です。
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私の実家のレンギョウもこんな風に咲いてるかな?。

花言葉は“希望”

私の誕生花はフヨウ(芙蓉)、花言葉は“繊細な美”!?。おっとっと!。

さてあなたの誕生花は何でしょう?。

『366日・誕生花の辞典』より
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by kate_8_2_5 | 2011-03-22 16:44 | お茶
茶育指導士 in 九州の会「N・S・T・W(New Style of the Tea World)」の発足式が博多リバレインの嵯峨野別邸で開かれました。お茶の普及活動に先立って、茶育活動の場や情報を共有し、またメンバー間のスキルアップに繋げようというものです。

今後は聖福寺で禅を学んだり、八女、星野産地見学や茶摘み体験、中国茶セミナー、外国の方へのおもてなしとしての「カタコト英語で伝えるお茶学習」、親子夏休みお茶講座『My湯呑みを作ろう!』等、“Tea”にまつわる様々な豊かなアプローチが予定されています。皆さん、一緒に“New Style of the Tea World”を堪能しましょう!。

当会オリジナルの献上博多帯をデザインしたストールのお披露目もありました。出来上がりが楽しみです!。

茶育指導士専任講師であり料理研究家でもある(有)フーディアムトクナガ代表、徳永睦子先生と一緒に。
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by kate_8_2_5 | 2011-03-19 23:43 | お茶