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茶育指導士。魅力学インストラクター。日々是好日。


by kate_8_2_5
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どんなおばあちゃんになろうかな?。

既に人生の折り返し地点に入っている私は、このところ「私は最後はどんなおばあちゃんになろうかな?」とチラチラ考えるようになりました。そう、今の立ち位置から見て過去と未来はだいたい同じくらいの時間です。多分だいたいね。あっけなく短命に終わるかもしれないし、「あれ、まだ生きてるの?」って言われるくらいまで往生際が悪いかもですがね。

ご年配のこぎれいな女優さんや小津安二郎作品をイメージしたりもするけど、やはり何度も出てくるのは母や祖母。理想だったり反面教師だったり。お洋服やおやつをいつも手作りしていてくれて、ハーモニカや縦笛、かけ算九九をしっかり仕込まれ、きれいなキャンディーの空き缶に集めたリボンで三つ編みをしてくれていた母。お花の名前や歌、名言名句なんかを沢山教えてくれて、右半身不随になってからも、学生として一人暮らししていた私に左手で書いた自作の短歌を送ってくれていた祖母。

自分のルーツを大事にしたいです。

(横だけど、『ルーツ』っていうドラマが昔ありましたよね。主人公はクンタ・キンテ。ドキドキしながら見ていました。子供心に自問自答し、様々な価値観が吹き込まれたドラマでした。)

で、どんなおばあちゃんになろうかな?。母や祖母の見習いたい点+「あの時はあんなに苦労しなくてよかったのにね、あんな心配しなくてもよかったのにね」と思う点はできれば私の代で加筆修正したいもの。そして娘に引き継いで行ければと。

目下見習っているのはやっぱり着物。祖母はまさに着物世代。鏡台に置いた鬢付け椿油でいつも髪を結い上げ、着物は日常着でした。母は入学式やお祝い事等の折々で着てくれていました。私はというと、今ではエッチラオッチラながら着付けの自立ができるようになりました。
どんなおばあちゃんになろうかな?。_d0227811_23545660.jpg




母が遺してくれた江戸小紋風に地模様の入った附け下げとスワトウの袋帯。




これだと、白髪のおばあちゃんになってもイケルでしょ。








よし、じゃあこっちに向かって歩いて行きましょう。
by kate_8_2_5 | 2011-05-23 00:07 | 生活